番組は骨ホルモン、オステオカルシンのお話
骨にはオステオカルシンというホルモンがある。
このオステオカルシン、今までは骨を形成する骨芽細胞
ぐらいにしか認識されていなっかたのだが、実は、体の
他の臓器にも相当影響を及ぼしているホルモンでもある
とわかってきた。
今では、肺と胃を除いては、
脳、肝臓、膵臓、腎臓、精巣、皮膚、腸と
あらゆるところの働きに関与している。
その働きは、血糖値を下げ、インスリンの分泌を
促進し筋肉に糖の吸収を促す。
他にも認知症にも効果があり各種の臓器と相互に
関係し助けあっているのである。
つまり、骨は単なる体を支え支持するだけの役割ではなく、
体を活性化して代謝を促す内分泌系の臓器でもある。
逆に骨粗鬆症になってくると、骨折しやすいだけでなく、
体全体に悪影響を及ぼすのである
ガッテンの実験ではオステオカルシンが少ない人は
糖尿病に関係あるHbA1cも高くなっていた。
但し、骨密度が正常であってもオステオカルシンが高いとは限らない。
=番組で紹介していた骨を強くする簡単な方法=
まず、かかとを上げ、つま先立ちになります。
そこから、かかとに刺激が行くように、
ドスンとかかとをおろします。
だいたい、1日30回を目安に行います。
人間ジャンプして着地した時は体重の4倍の重さがかかる
そうですが、このかかとを落とす運動だけでも3倍の重み
がかかるそうです。
要するに、そこそこの重力をかけないと骨が強くなって来ない
ということですね。
ちなみに、HbA1cが高っかった人たちの値が低くなり、
オステオカルシンの血中濃度が上がっていました。
普段の運動に、番組で紹介した方法を取り入れるのも
良いかもね。
もちろん元気な人はジャンプしてドスンとかかとを
つけるトレーニングも取り入れるとより効果的ですね。
私も明日から取り入れようと思います。
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