2017年3月8日水曜日

便利・快適が我が身を滅ぼす

今の世の中はあらゆる面でひと昔に比べると
格段に便利で快適な暮らしを実現した。

 こうして実現した便利で快適な環境や暮らしは
はたして、私達を幸せにしたのだろうか?

便利になり、快適な空間を得たことでに逆にしわ寄せや
歪みが、生活のどこかに起きてはいないのだろうか?

 人間の限りない欲望に任せて、効率化、便利、快適を推し進めて
いけばいくほど、実は自分たちの首をしめていないのだろうか?

ボタン一つで部屋の温度が調整でき、テレビやネットですぐに情報や
娯楽が手に入る。

電子レンジでいつでもチンすれば、すばやく温かい食事にありつける。

自分の思いはメールやラインで瞬く間に届けられ、そして瞬く間に返信
が無いとイライラする。

話は変わるが、、

時間どおりに来る電車は本当に素晴らしい快適なサービスを与えてくれる。

しかし、私が利用している山手線の電車は2、3分おきに定期的に到着するが、
すっかりそれに慣れてしまうと、5分くらいの遅れでも気づけばイライラして
いる自分がいる。

そんなことも許せなくっている心狭き自分の変貌に驚く。

精神的にも肉体的にも知らない魔にストレスにおかされ、
身体や心にとって不健全極まりない。

便利、快適なものを数えたらきりがないが、人はそれが
常識となり慣れてしまうと、喜びどころか感謝を忘れてしまう。

確かに便利で快適なものは素晴らしいことであるが、それらは
そもそも人口的で不自然なものという前提なたたないといけない。

私達も自然の一部であるので自然から離れすぎないように生きて
いかないといけない。

人口的で快適な空間や便利なものに依存しすぎないように気をつけ、
バランスを考えながら生活していかないといけない。

どこかで不具合をおこしてしまう可能性をもつ、危うい存在でもあるのだから。

便利で快適なサービスは大事だが、サービスを当たり前のように
受けすぎてしまうと、我々の心にもいつしか甘えと依存の構造ができてしまう。

そして慣れ親しんだサービスを受けられないと、逆に怒りと苦痛が心に芽生える。

それがいきすぎると傲慢にさえなってしまい、トラブルのもとになり
肉体的にも精神的にも不健康なる危険性が潜んでいる。

皆さまのご健康をお祈りいたします


 このままではアマゾンとセブンイレブンとヤマトが全滅する!
商品はあっても 「運ぶ人」がいない…
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170302-00051042-gendaibiz-bus_all&p=3

~~~~~~~ここから転載~~~~~~~~~  

  「最近は高齢者がネット通販のユーザーとなって配送量が
増えていますが、一方でドライバーは高齢化が進んで辞めて
いく人が増えているのが深刻です。大手のヤマト運輸も佐川
急便も日本通運も慢性的に足りていない。

 ヤマト運輸は物流という社会的なインフラを守る意味合いか
らアマゾンの仕事を受けた側面もあると思いますが、一説には
アマゾンの仕事をやらないと地方で配達の仕事が極端に少な
くなり、地方で採算が取れなくなると聞いています」

 このままでは物流が止まり、アマゾンもセブンイレブンもヤマト
運輸もなくなってしまいかねない危機的な状況――順天堂大学
特任教授の川喜多喬氏は、現状をこう分析する。

 「多くの消費者は、物流に対してコストを支払おうという意識が
低すぎます。物流は『社会の命綱』とたとえられますが、まさにそ
の通りです。労働力不足で機能しなくなれば、アマゾンやセブン
イレブンなども壊滅的な状況に陥ります。

 情報は一瞬で届く時代になりましたが、現実の物は誰かが人
力で動かさないと経済は回らないのです」

 送料無料、翌日配送。365日24時間営業。これらは「運ぶ人」が
いないと成り立たない。日本人が当たり前のように享受する「便利
さ」が崩壊の危機に直面している。


~~~~~~転載ここまで~~~~~~~~~~~~~~

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