2017年3月15日水曜日

嘘だらけのコレステロール基準値?

検査結果の数値が基準値より高かったり、低かったりすると
異常に不安になってしまう患者さまが結構います。

異常と言っても、話を聴いてみると、基準値よりも少し高かったり
するだけである。

ある患者さまは血圧が145だと言って心配しておられましたが。
その方は70代後半な方なので、基本的に大丈夫な値である。

この数値が今後どんどんと上がっていく段階の途中経過なのか
145あたりを前後している数値なのかで、診断結果が全く変わって
くる。

異常に高い数値ならともかく、 数値に踊らされることなく、
じっくり経過観察をし、普段の生活環境や習慣を見直して
みる必要がある。

睡眠はとれているのか、食事は偏っていないか、など。

 数値はあくまでも目安であり、学会や団体などによって
数値の基準も違ってきたりする。

また、数値の医学的定義も変わったりするので、あくまでも一つ
の数値だけで判断するのではなく、他の所見と組み合わせて診
ていかないといけない。

話は少し脱線するが、、、

私も治療をしている時、よく患者さんに聞かれる。

「先生、今おさえている所が痛いのですが、どこが悪いのですか?」

わかります、わかります、その気持ち。
テレビなどで足の裏を押して、腎臓が悪いとか言っていますからね。

例えば、足の裏の腎臓のゾーンを押して痛かったとしても、必ず腎臓が
悪い訳ではない、むしろ検査をしても異常が見つからない方が多いのである。

やはり所見を取って行き、腎臓がわるい症状がそろっているか。

オシッコの状態、高血圧、足のむくみ、糖尿病にかかっているか。
検査でクレアチンや尿酸の値はどうなのか。

一つの所見だけでは、分からないことが多いので、
この辺をふまえて治療を心がけることが大切なのです。


「嘘だらけのコレステロール基準値、なぜ病院は見直しに反対なのか?」
http://www.mag2.com/p/news/242123/2?l=jvn069cde9

~~~~~~~ここから転載~~~~~~~~~~~~~~~

1.国が血圧130以下と言い、医師は130以上になると降圧剤を処方していたが、実は「一人の人の適正な血圧を測定することも数値も分からないということがバレた
だから、血圧が100を切る若い女性も「正常な血圧」なら、血圧が170の80歳の男性も「正常な血圧」となってしまった。もし医師が「血圧が高いですね」と言っても「私の適正な血圧はいくつですか?」と患者が質問すると医師は答えられないということが分かった。

2.もし「正常な血圧が分かれば治療ができるが分からないのでできない。正常な血圧より高ければ脳溢血のような血管系の病気になる可能性が高くなるし、低ければ血の循環が悪いので、「酸素、栄養、白血球(感染防止など)、TNF(ガン阻止)」が衰えて、元気がなくなり、肌が老人化し、肺炎やガン、認知症になる。だから血圧を下げるのも上げるのも危険だ。

3.食塩を取ると血圧が上がる人は日本人で5人に1人なのに、誰もが減塩すれば血圧が下がると錯覚させた

4.これまで「悪玉コレステロール」」と言っていたものが「必須コレステロール」だったので、コレステロールが減るとガンや認知症になりやすい

5.これまで卵やブタの脂を食べるとコレステロールが増えると言われていたが、コレステロールは体に必要で、食事からとれないと肝臓などで余計に合成するので、コレステロール値と食事は無関係(厚労省も発表している)。

6.もともと日本食には動物油も植物油も使わない。人間にとっては動物油が必要で植物油は危険だ。もし植物油をとるなら、その2倍程度の動物の脂が必要な事が分かってきた(日本栄養油脂学会)。

7.痛風も同じで、ビール、牛肉などが悪いとされてきたが、実は痛風の原因となる物質も体内で必要なものなので、合成される。単に作りすぎている場合に痛風になるだけなので、食事とは関係はほとんど無い

たとえば「生野菜に植物油をかけて食べる(サラダ油をかけたサラダ)」などは最も危険な食物」の可能性が高いということになったのです。確かに日本食では肉の脂を食べないので、植物油もほとんど使わないことがわかりますし、日本食の野菜は大根、にんじん、ゴボウ、里芋など根菜類が多く、葉物は少ないのが特徴です。寄生虫の問題もあったのですが、生の葉を食べる習慣はほとんどなかったので、実際に「生野菜が健康に良いのか悪いのか少し様子を見なければ分からないと思います。

~~~~~~~~~~~~転載ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~

 腹7分目8分目を目安に。
おいしい和食を主食にして、適度な運動と良質な睡眠。
そして楽しく生きることが何よりの一番の健康法。

皆さまのご健康をお祈りいたします



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