職場で使っているレジスターが突然機能不全を起こした。
いつものルーティンワークの流れが崩され、内心は焦って
小さなパニックをおこし、冷や汗が体内からにじみ出る。
今の仕事にとってレジスターは無くてはならないもの。
もはや故障していては、患者さまに手書きのレシート
(領収書)を手渡すしかない。
だから、
緊急事態の中、面倒くさいが一枚一枚領収書を手書きで
渡さなければならない。
時間が無いなか、煩わしい作業が増え、無駄に労力を使う。
しかし、
そういう時にこそ、いかに対応していくのか真価が問われるところ。
人は突如として思わぬトラブルに巻き込まれることがある 。
そうした時、どれだけあらゆる面で適格に考え行動できるか。
ピンチをチャンスに変えていけるのか。
だからこそ、
どんな状況でも冷静な判断と洞察力を伴った行動をいていくために、
日頃からいろんな側面を想定し、対応力を高めておくことが重要である。
病気だって突然発症したりもする。
軽い症状ならともかく、もし重症な病気や難病が発病でもしたら、
はたして落ち着いた自分でいられるだろうか。
前向きにその現実を受け止めることができるのであろうか?
どんなハプニングが起きても、それをしっかり受け止めて、
焦らず、あわてずに冷静に対処していく対応力をつけたいものだ。
「人間万事塞翁が馬」
~~~~~ウィキペディアより~~~~~~~
国境の近くにあった塞(とりで)の近くに住んでいた翁(老人)は、
何よりも自分の馬をかわいがっていた。
その馬は、周りからも評判が立つほどの駿馬だったが、
ある日突然蜂に刺された拍子に飛び出してしまう。
一向に帰ってこない馬の様子に、周りからは翁に同情するほど
だったが、翁は「これがきっかけで何かいいことが起こるかも知
れない」とだけ言って、我慢強く待ち続けた。
すると、どうだろうか。しばらくして、その馬が別の白い馬を連れ
帰ってきたのだ。しかも、その白馬も負けず劣らずの優駿で、
周りの者は口々に何と幸運なことかと囃し立てたが、翁は
「これがきっかけで、別の悪いことが起こるかもしれない」と
自分を戒め、決して喜ばなかった。
それから、かわいがっていた息子がその白馬から落ちて、
片足を挫いてしまった。
周りはまた同じように慰めの言葉を掛けたが、翁はまた同様に
「いいことの前兆かも知れない」と告げる。
それからしばらくして、隣国との戦争が勃発した。若い男は皆、
戦争に駆り出されて戦死した。
しかし息子は怪我していたため、徴兵されず命拾いした。
そして、戦争も終わり、翁は息子たちと一緒に末永く幸せに暮らしたという 。
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一見、大変なハプニングや不幸に見える出来事や非常事態が起きても、
大局的な見地に立って観るならば意味があり、自身を成長させる糧となり、
人間力をますチャンスでもある。
人間力を高めると自ずから幸せになっていく。
皆さまの健康をお祈りいたします
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