私がいつも提唱するのは、当たり前のことを
当たり前にコツコツと行う。
食べ物も、特別な栄養素を取らなくても、昔から
日本人が食べてきた食事で充分に栄養は補える。
腹7、8分目の日本食+αで充分である
添加物バリバリの加工品、インスタント食品やお菓子などを
主食にしたり、食べ過ぎたりしなければ健康でいられる。
似非科学は食品の成分を細かく分けて、その一つの物質の
効果を持ち出しては、それがあたかもすごい成分で効果が
あるかのように歌い上げる。
業界も、次から次へとある物質をいろいろ探し出してきたは、
それを加工し商品として販売する。
それも実証されないまま、さぞ健康にいいかのように。
こんな会話が聞かれる。
「酵素って、身体に良さそうですね。
生のまま食べると酵素がいっぱいとれるよ。
なんか酵素を取り入れたら、すごく元気になれそうだね」
たしかに、酵素は身体にとって大切で必要なんですけど。
こんな記事の掲載がありました。
↓
「酵素不足で体の不調ってホント?」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170312-00000016-mai-soci
~~~~~~~ここから転載~~~~~~~~~~
酵素はあらゆる生き物が生命活動を行うために必要不可欠なもので、
呼吸をしてエネルギーをつくることや食べた物を消化吸収し、それをもと
に筋肉や脂肪に作りかえるのも酵素がなくては成り立ちません。
そんな大切な酵素ですから、
わざわざ食べものから酵素を取り入れなくても必要な時に必要な分だけ、
アミノ酸から合成できる仕組みが私たちの体には備わっています。
アミノ酸はたんぱく質を構成している物質ですから、
特別に意識しなくても普段の食事をしっかり取っていれば不足することは
考えられません。
酵素は加熱によって働きが失われてしまうという特徴がありますが、
本当に生の食品は加熱調理された食品よりも消化吸収が良いのでしょうか。
こちらもよく考えてみるとおかしな話で、生の食材よりも加熱調理された
食品の方が一般的に消化吸収が良いことが分かっています。
加熱により繊維質が崩れたりほぐれたりしやすくなり、口の中で細かく
かみ砕くことができます。
また、生のでんぷんはそのままでは吸収されにくいのですが、
水を加えて加熱することで消化酵素が作用しやすく(アルファ化)なる
特徴があります。
食べものに含まれている消化酵素の作用より、熱による消化しやすさ
のほうが断然重要なのです。簡単に言うと、いくら酵素があっても生の
ジャガイモをそのまま食べたら消化に悪いという話ですね。
~~~~~~~~~転載ここまで~~~~~~~~~~~~
世の中、万能薬、万能な食品はありませんし、魔法の食材はありません。
全能なる物質もありません。
どんなものにも作用があれば、反作用が必ずあります。
要はバランスです。
魔法の食材なんぞ食べるよりは、加工食品を減らし、普通に和食を
美味しく食べましょう。
そして良質な睡眠とウオーキングや軽い運動を心がけるだけで
元気なりますから。
皆さまのご健康をお祈りいたします。
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